ユニークな家1
もっともこの立派な設備は、スイッチを入れたまま長期に家を留守にするという不注意から、パイプを凍らせた結果、いまは使えなくなっている。
そんなこともあって、昨年の冬、ソファー 通販などを置く寝室を二階の南隅に移した上、内側に五〇ミリの断熱材(クラスゥール)を張りつけた。
普通は壁や天井の中に隠ぺいするものだが、川合さんは露出したままにしてある。
一七年間に改装を加えたのはここだけで、あとはまったく手をつけていない、また、驚いたことに、台風に備えて小さなコンプレッサーまで用意されている。
もし、耐風計算を間違えていて台風の時家が飛ばされそうになったら、圧搾空気が必要になるというわけである。
台風が始まったら電気コンプレッサーを回して圧力のバランスを取るのである。
そして、川合さんのユニークさは次の話にもっともよく現れている。