ユニークな家3
家具やソファー ベッドだけで簡単に仕切った広い一階の内部は、玄関側が応接や居間に相当するところで、ここだけは鉄板が隠され、壁も天井も檜で仕上げてある。
一階の南の奥の半分は二階まで吹抜けのぜいたくな空間で、食事のコーナーと書斎コーナーになっている。
一階の東のカーブした壁にそった部分はすべて天井までの高い書棚が占めている。
一階西側の中央部に二階に登る階段があるが、これを三段ほどあがった床面に、カーブのついた波形鉄板で仕切られた台所と機械室がある。
一階の床はすべて三・ニミリ厚の鉄板敷きである。
これはドブ板や、段差のある建物入口と道路面との境に使われる土木用の敷板である。
この下に温水管が通っているから、熱を早く伝えられて効果的であるし、スベリ止めがついているので便利でもある。
安くて丈夫でその上錆びずらい。
純度の低い鉄ほど錆びにくいのである。